たけしの「みんなの家庭の医学」

昨日、9月16日の「たけしのみんなの家庭の医学」のテーマの一つが、「アルコールを飲まなくても、日本人の8割の人がかかっている歯周病の人は、肝炎を発症する可能性がある」という内容でした。

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歯周病菌が歯周ポケットから体内に入り、肝臓に到達し、防御反応のために出した刺激物質が、健康な肝臓には問題がないけど、脂肪肝の場合には過剰に反応し、細胞が炎症を起こし、長い期間をかけて、脂肪肝が肝炎へと進行してしまうという内容でした。

そして、投薬、食事療法、運動療法、などとともに、歯周病の治療を行ったところ、
歯周病治療が終わる頃には肝炎の数値も正常に戻ったとの事です。

テレビ出演した方も、「ちゃんと歯科医院に通っていれば、こういう事にはならなかったのではと、いまだに後悔しています。」との事でした。

最近、歯科と全身の関係が多く言われてきています。

私も講演の時には必ず、そういった話をして、皆さんに歯の重要性に関心を持ってもらいます。

「歯は体の一部」なので、いろいろなところで影響し合っているのがわかりますね。

糖尿病、脳こうそく、早産、がん、などなど、いろいろな疾患との関係がわかってきています。

こういった事についてもいずれまたブログに書いていきたいと思っています。

また、坂戸市若葉駅近くの増野歯科医院でも、「木を見て森を見ず」ではないですが、歯や口の中だけを見て、その方の全身状態を見ない事によりいろいろな事を見落としたりしないように常に注意しております。