11月4日(火)にたけしの「みんなの家庭の医学」で、歯の健康が脳力アップ、足腰強化につながると放送されました。
高齢でも歯が健康で丈夫であれば、脳や足の機能を若々しく保つことができるのです。
咀嚼(噛むこと)が、歯の歯根膜を刺激し、脳を活性化する事で認知機能を活性化するので、健康な歯でしっかり噛むことが大切であると。
歯がほとんどなくて義歯を入れてない人は歯が20本以上ある人と比べて認知症のリスクが1.9倍に及び、
歯が19本以下で義歯を入れてない人は20本以上の人と比べて転倒のリスクが2.5倍に及んでいるとの事。
この原因はかみ合わせにあり、歯を噛み合わせることで、下あごが固定されるが、
歯がないと下あごが安定しなくなり、目線が定まらなくなり、体のバランスが崩れやすくなる。
これにより、歩く速度が遅くなったり、歩くこと自体が少なくなり、
筋肉量が次第に減少していくことが転倒につながるといわれていました。
また、よく噛むことで唾液が多く出ることも多くのメリットがあります。
1:食べかすを洗浄。
2:虫歯菌が作る酸を中和。
3:歯のエナメル質を元に戻す。
4:菌を退治する抗菌作用。
などがあります。
噛む回数を増やすには、
1:噛みごたえのある食材を混ぜる。
2:食材にひと手間;大きめに切る
3:野菜にひと手間;繊維を残したきりかた
このような事が放送されていました。
坂戸市若葉駅近くの増野歯科医院でも、患者さんに歯の大切さをお話ししたり、大勢の前で講話をする際にもよく話をする内容でした。
テレビを見た皆さんがさらに歯の大切さを感じてもらって、少しでも多くの歯を残していただいて、健康を維持増進していただきたいと思います。
健口から健康ですね。