アルツハイマー病と残っている歯の本数と脳の活性化

山梨県歯科医師会が発表した「高齢者における歯の健康と医療費に関する実態調査」によると、要介護になりやすい疾患に罹患している65歳以上で、平均残存歯数が最も少ないのは「アルツハイマー病」の12.8本で、調査対象平均の16.1本より、3.3本少なかったとの事です。


(日本歯科新聞2008.8.26)

つまり、歯が少ないと、認知症になりやすい可能性があるという事なのではないでしょうか。

よく噛むことは頭部の筋肉を活性化し、脳への血流を増やし、歯の周りにある歯根膜を介して脳神経を刺激します。

ですから、歯が多く残っていてよく噛む人のほうがそうでない人に比べて脳への刺激が多く、脳を活性化できるのだと思います。

皆さんもぜひ、よく噛んで、脳を活性化しましょう。

坂戸市若葉駅近くの増野歯科医院では、生涯を通じた健康(健口)を考えて皆さんのお口の中を拝見しています。

何かありましたらいつでもご相談ください。